「赤」の原材料の“マスカット・ベリーA”はアメリカ葡萄のレブルスカ種“ベリー”に、ヨーロッパ葡萄のヴィニフェラ種“マスカット・ハンブルグ”を交配して1927年に生まれ、生食・醸造用品種として全国各地で栽培されるようになりました。果汁が多く、とても甘く、それを支える酸味もしっかりして濃厚な美味しさを醸し出します。この葡萄で作られた葡萄酒は苺のような香り、まろやかな渋みが特徴となっています。日本で生まれた“マスカット・ベリーA”は、２０１３年には国際葡萄・ワイン機構がワイン用葡萄品種として認定されました。
「白」の原材料の“甲州”は奈良時代の仏教伝来とともに中国から伝来した品種ともいわれ、６〜７世紀にシルクロードを通り中央アジアから中国に渡ったヨーロッパ系品種“ヴェティス・ヴィニフェラ”です。我が国の気候に適応して生食用に栽培されてきましたが、今では国産葡萄酒に最も多く使用される品種になっています。アロマ豊かな甘さ、まろやかな飲み心地が特徴となっています。２０１０年に我が国で初めて国際葡萄・ワイン機構にワイン用葡萄品種として認定されています。
谷川泰宏画伯が描く霊峰富士のラベル、紅白で縁起よく。お祝いや贈り物に、飲食店のマスコットとして、ぜひお求めください。洋食にも和食にも、ハウスワインとしても最適です。

ラベル画：谷川泰宏
１９５７年徳島県生まれ
１９７９年東京藝術大学美術学部油画科卒業（大橋賞受賞）
１９８１年同大学大学院卒業｡その後同大学助手、非常勤講師を経てニューヨークアートエキスポや国内外の展覧会に出品。
１９９０年朝日新聞連載の宮尾登美子作「クレオパトラ」の挿絵原画の展覧会が全国を巡回。
様々な技法・画材を駆使して描く人物・風景・花は色彩豊かで、広範な人気を集めています。